2009年10月28日(水)人権ゼミナールが行われました。
生徒の興味関心を引き出す授業ー一人ひとりを大切にする授業の推進ー理科の授業を佐野先生にしていただきました。力の作用と反作用の授業です。力とは何か。「物体を動かすためには接しているものからの力が必要。力の原理は「物体が力を受けるとその彷徨に動き出す。」ということ。例えば、カーテンを動かすのに、手で動かす、風を与えて動かすなどが考えられる。そこで、次のような実験をした。
(問)(a)のように小型扇風機で菓子箱のふたに風を当てると、車は( )へ
動く。次に、(b)のように車に固定した扇風機で風を送ると、車は、( )に動く。
では、(c)のように車に固定した扇風機で風を送り、その風を菓子箱のふたにあてると車はどちらに動くか?
(ア)右 (イ)左 (ウ)動かない (エ)条件によりいずれの場合も起こる
(a)は右、(b)は左に動く(実験で確かめる)それでは、(c)はどうなるでしょうか。と言う問に予想を書き話し合いをしました。右、左、動かない、条件によりいずれの場合も起こるのそれぞれの場合について数名ずつ解答がありました。実験の結果、(エ)だったのですが、参加者は楽しそうに予想を立て、自分の意見をはっきりと言っていました。生徒も同じように授業に参加したそうです。
①生徒が生き生きと参加する授業
②教材を工夫し、興味関心を持たせる授業
③一人ひとりの生徒の様子をしっかり見据えて授業をし、課題のある生徒、しんどそうな生徒などに十分接すること
などがこの授業を通してわかってきた。授業後の感想からも見えてきた。